[インタビュー]外国人介護士を受け入れた現場より
ー調理済食材を使って調理してみた感想ー
近年、介護施設の現場でも外国人労働者が非常に多くなってきております。
お客様(グループホーム)に外国人介護士が、弊社商品を使って調理を行なっているということでご協力していただき、2名の外国人介護士に取材を行いました。
個人情報観点より2名の外国人介護士名を「R」と「W」にしております。
Q:ご出身はどちらですか?
R:ガーナ出身です。
w:ケニア出身です。
Q:日本に住んでどれくらいですか?
R:24年前に日本に来ました。
w:15年前に日本に来ました。
Q:日本で好きな食べ物は何ですか?
R:鮭弁当です。魚がおいしい。
w:さしみや寿司です。お魚が好きです。
Q:介護施設で働く前は、何をされていましたか?
R:昔はシェフをしていました。主にアフリカ料理店に勤めていました。
w:運送会社や工場で働いていました。
Q:なぜこの職業を選びましたか?
R:大阪にいるときに施設で働いていたこともある。私もいずれは、ケアをされる側になる為に、私と同じようにケアをして欲しいからです。
w:運送会社や工場では、夜間の仕事が多く、夜中働くのがきつかったときに、友人にこの職場を進められました。
Q:パックに入った調理済み食材(弊社商品)は作り易いですか?
R:とても作り易いです。
w:作り易いです。最初は戸惑ったけど「温めるだけで簡単だよ」 と説明を受け、まだ入って1ヶ月しか経ってませんが、ご入居者様に料理を出していることができています。実際作ってみると作り易かったです。しかし、カットされていない生鮮野菜(キュウリ等)を切ったりするのが苦手です。 わからない時は、周りのスタッフが助けてくれるので心強いです。
Q:調理済食材(弊社商品)の味付けはどうですか?
R:以前シェフをしていた側からみて、とても美味しいです。ご入居者様にも、好評です。
w:美味しいです。ご入居者様に美味しいと言われるので嬉しいです。
Q:調理済食材(弊社商品)を使って困ったことはないですか?
R:作り方(指示書)を見て作っていますが、漢字の読み仮名があれば、もっといいです。
w:作り方(指示書)の漢字が読めないので、ふりがなを付けて欲しいです。
*例えば「冬瓜」は、漢字が読めない。「適量」という分量がどれくらいの量かわからない。
2名の外国人介護士に取材を行い、調理業務には、まだ慣れていない面もあり時間がかかるものの、毎日楽しく食事提供を行っているとのことでした。
弊社としても、作り方(指示書)などに改善が必要だと感じた有意義なインタビューとなりました。
取材をさせていただいたお客様(グループホーム)では、調理済食材(弊社商品)を導入する前は、外国人介護士に調理をお願いすると国の文化もあり味付けなどが偏り、調理業務を任せるのは現実的ではなかったとのことです。しかし、今では温めるだけなので味に偏りもなくご入居者様も「美味しい」と食事を楽しまれているとのことでした。
今回、取材に協力していただいた施設様、外国人介護士2名の方々ありがとうございました。