2023/06/08味える御膳
6月の行事食(夏至)
6月の行事食(夏至)
6月21日は二十四節気のひとつの「夏至」。
一年で最も日が出ている時間が長くなる日です。冬至と比較すると、昼間の長さは4時間以上。暦の上では夏ですが、本格的な夏の暑さを迎えるのはもう少し先のこと。
夏至の約10日前あたりが「入梅」「梅雨入り」となり30日ほど雨の日が続きます。
食欲が低下しやすい季節になってきます。その原因の一つが「雨による湿気」です。
「過剰な湿気は胃腸を弱らせる」と考えられ、胃腸が弱くなると全身の水の巡りはさらに悪くなり、余分な水分が体内にこもりやすくなります。
今月の行事食は水の巡りをサポートする食材(豆類:グリンピース、瓜類:ゴーヤ)を取り入れ、じめじめした梅雨でもさっぱりと食べやすいメニューとなっております。
夏至を境に次第に昼が短く、夜が長くなっていきます。
いよいよ今年も折り返し。残りの半年間も健やかに過ごせますように。